夏の終わりに
2014年 08月 31日
ブログを始めた頃は、ほとんど毎日、サイのことを書いていた私が、
最近すっかりサボり癖がついてしまっています。
ところが、 先月に続いて、かろうじて2回目の更新ができそうです。
前回の記事にも、今年の夏の激しい天候のことを書きましたが、
今までとはスケールの違う被害を及ぼす、とんでもない豪雨が、全国を襲っています。
特に広島の惨状を見ていると、震災の時のごとく、
自分達が普通に生活していることのありがたさ、
被災者の人達に何もしてあげられないもどかしさを感じてしまいます。
救助作業にあたっておられる人達も、本当に大変だと痛感します。
少しでも作業が進み、避難されている方々の生活が、すぐに元どおりとはいかなくても、少しずつ改善していくよう、ただひたすら祈るのみです。
もう2週間も前のことですが、今年も、大文字送り火が無事行われました。
この日、ちょうどその1週間前に台風が接近した時と同じように、
ひどい豪雨に見舞われました。
これ、前回の記事に載せた写真と同じ日に撮ったのではありません。
送り火の日、ちょっと雨が止んだ時に、急いで散歩に出かけた時の写真です。
毎日散歩中に見る「法」の山。
火床が準備されているのが見えます。
この時点で、まだ大雨警報が出ていたので、
本当に行われるんやろか?と、半信半疑でした。
でも! 送り火に携われている人達の「絶対にきょうやるんや!」という強い願いが天まで届き、点火時間には、ほとんど雨が止んでいました。
すべてスマホで撮り、ブレブレですが。。。
あれほど悪天候だったのにもかかわらず、こうして無事に点火されたのです。
関係者の方々と、ご先祖の御霊(みたま)の思いがひとつになったありがたさを強く感じ、例年よりも今年の送り火は、特に感慨深いものとなりました。
送り火が終わったあと、しばらく蒸し暑い日が続いたので、
また梅雨に逆戻りかと思っていましたが、
月末になり、急に秋めいてきました。
来月になれば、また暑の戻り(?)が来るものの、
去年よりかは、秋の訪れは早いそうです。
もう今年の夏も、終わりですね。
さて、全く話は変わりますが。
最近知人が、相次いで介護認定を受け、
サービスを受けるようになっておられるんです。
また身内でも、以前よりも「老い」を感じるようになったり、
病院で診察を受ける機会が増えたりするので、
自分自身の老い先を考えるようになってきました。
数年前までは、こんなこと考えもしませんでした。
約8年前に母が亡くなり、そのあと父や、サイやリリィーや、親戚など、
次々と見送っていくうちに、
私は一体、どんな風に老いぼれて最期を迎えるんだろう。。。なぁんて、思い巡らしてしまうのです。
普段アホなこと言って笑ったりしていても、ふと我に返ると、
色々考えてしまうんです。
両親みたいに、オムツの世話をしてもらったり、
車椅子や、訪問入浴のお世話になるんやろか?
将来の息子のお嫁さん(一生来てもらえないかも?)の世話になんて、なりたくないなぁ。
それなら、いっそのこと、心筋梗塞とかで、ぽっくり逝った方がいいのかなぁ。
誰にもお世話になりたくないし。
かなり暗い話題ですが、
こんなこと考え出すと、身の回りをそろそろ片づけなあかんやろか?とか、
そんなことにまで飛躍してしまいます。
でもその反面、リリィーちゃんが縁で、ずっとお世話になっているおばあちゃんを見れば、こんな甘いこと言ってられない!と自分に言い聞かせ、活を入れたくなります。
そのおばあちゃんは、なんと今年の夏に90歳になられたというのに、
お独り暮らしで、何の介護サービスも受けず、
ご自分のこと全てご自分でされていて、
(それどころか、お手製のおかずをくださったりする!)
余裕たっぷり、ゆったりと過ごしておられます。
ご主人に先立たれ、多分30年ほど経ってると思うのですが、
実に、人生を楽しんでおられるという印象です。
「〇△さん、憧れやわぁ。」って、いつも話しています。
人生何事も、前向きでなければなりません。
将来のことを心配することも大切だけれど、
一日一日を大事に過ごし、次の日を迎えらえることに感謝すれば、
自然とポジティブに生きていくことができる!
頭の中で、考えが、こんな風に行ったり来たりするけれど、
最終的には、プラス思考にたどり着ければいいなぁと、
そんな自分でありたいと、日々祈りながら過ごしています。
ここには書けないけれど、悩み事はてんこ盛り!
でも、璃子のこんな様子を見ると、
自然と笑顔になれるし、気持ちは明るくなります。
璃子の存在に、感謝しないと!
あっ、この子がいたから、今私には璃子がいるんやわ。
(2007年8月)
「おかっしゃん。もともと気楽な考え方しかせえへんのに、時々考えんでもええことまで悩んでしまうのが、悪い癖やワン。
ワタシも、あのでっかかった子も見守ってるんやし、
おかっしゃんは、今のこと考えて、人生楽しんでいったらええんやワン。」
サイちゃん。悩んでも解決せえへんことってたくさんあるわ。
解決するように念じて、プラス思考でいくね!
最近すっかりサボり癖がついてしまっています。
ところが、 先月に続いて、かろうじて2回目の更新ができそうです。
前回の記事にも、今年の夏の激しい天候のことを書きましたが、
今までとはスケールの違う被害を及ぼす、とんでもない豪雨が、全国を襲っています。
特に広島の惨状を見ていると、震災の時のごとく、
自分達が普通に生活していることのありがたさ、
被災者の人達に何もしてあげられないもどかしさを感じてしまいます。
救助作業にあたっておられる人達も、本当に大変だと痛感します。
少しでも作業が進み、避難されている方々の生活が、すぐに元どおりとはいかなくても、少しずつ改善していくよう、ただひたすら祈るのみです。
もう2週間も前のことですが、今年も、大文字送り火が無事行われました。
この日、ちょうどその1週間前に台風が接近した時と同じように、
ひどい豪雨に見舞われました。
これ、前回の記事に載せた写真と同じ日に撮ったのではありません。
送り火の日、ちょっと雨が止んだ時に、急いで散歩に出かけた時の写真です。
毎日散歩中に見る「法」の山。
火床が準備されているのが見えます。
この時点で、まだ大雨警報が出ていたので、
本当に行われるんやろか?と、半信半疑でした。
でも! 送り火に携われている人達の「絶対にきょうやるんや!」という強い願いが天まで届き、点火時間には、ほとんど雨が止んでいました。
すべてスマホで撮り、ブレブレですが。。。
あれほど悪天候だったのにもかかわらず、こうして無事に点火されたのです。
関係者の方々と、ご先祖の御霊(みたま)の思いがひとつになったありがたさを強く感じ、例年よりも今年の送り火は、特に感慨深いものとなりました。
送り火が終わったあと、しばらく蒸し暑い日が続いたので、
また梅雨に逆戻りかと思っていましたが、
月末になり、急に秋めいてきました。
来月になれば、また暑の戻り(?)が来るものの、
去年よりかは、秋の訪れは早いそうです。
もう今年の夏も、終わりですね。
さて、全く話は変わりますが。
最近知人が、相次いで介護認定を受け、
サービスを受けるようになっておられるんです。
また身内でも、以前よりも「老い」を感じるようになったり、
病院で診察を受ける機会が増えたりするので、
自分自身の老い先を考えるようになってきました。
数年前までは、こんなこと考えもしませんでした。
約8年前に母が亡くなり、そのあと父や、サイやリリィーや、親戚など、
次々と見送っていくうちに、
私は一体、どんな風に老いぼれて最期を迎えるんだろう。。。なぁんて、思い巡らしてしまうのです。
普段アホなこと言って笑ったりしていても、ふと我に返ると、
色々考えてしまうんです。
両親みたいに、オムツの世話をしてもらったり、
車椅子や、訪問入浴のお世話になるんやろか?
将来の息子のお嫁さん(一生来てもらえないかも?)の世話になんて、なりたくないなぁ。
それなら、いっそのこと、心筋梗塞とかで、ぽっくり逝った方がいいのかなぁ。
誰にもお世話になりたくないし。
かなり暗い話題ですが、
こんなこと考え出すと、身の回りをそろそろ片づけなあかんやろか?とか、
そんなことにまで飛躍してしまいます。
でもその反面、リリィーちゃんが縁で、ずっとお世話になっているおばあちゃんを見れば、こんな甘いこと言ってられない!と自分に言い聞かせ、活を入れたくなります。
そのおばあちゃんは、なんと今年の夏に90歳になられたというのに、
お独り暮らしで、何の介護サービスも受けず、
ご自分のこと全てご自分でされていて、
(それどころか、お手製のおかずをくださったりする!)
余裕たっぷり、ゆったりと過ごしておられます。
ご主人に先立たれ、多分30年ほど経ってると思うのですが、
実に、人生を楽しんでおられるという印象です。
「〇△さん、憧れやわぁ。」って、いつも話しています。
人生何事も、前向きでなければなりません。
将来のことを心配することも大切だけれど、
一日一日を大事に過ごし、次の日を迎えらえることに感謝すれば、
自然とポジティブに生きていくことができる!
頭の中で、考えが、こんな風に行ったり来たりするけれど、
最終的には、プラス思考にたどり着ければいいなぁと、
そんな自分でありたいと、日々祈りながら過ごしています。
ここには書けないけれど、悩み事はてんこ盛り!
でも、璃子のこんな様子を見ると、
自然と笑顔になれるし、気持ちは明るくなります。
璃子の存在に、感謝しないと!
あっ、この子がいたから、今私には璃子がいるんやわ。
(2007年8月)
「おかっしゃん。もともと気楽な考え方しかせえへんのに、時々考えんでもええことまで悩んでしまうのが、悪い癖やワン。
ワタシも、あのでっかかった子も見守ってるんやし、
おかっしゃんは、今のこと考えて、人生楽しんでいったらええんやワン。」
サイちゃん。悩んでも解決せえへんことってたくさんあるわ。
解決するように念じて、プラス思考でいくね!
# by sai-n.1020 | 2014-08-31 13:50 | 風景