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2014年 07月 27日 ( 1 )

祇園祭

厳暑、酷暑お見舞い申し上げます。

最高気温が、体温を上回るということが、日常茶飯事になってきています。
でも、まだ8月になっていません。
これから1か月以上、この暑さと戦わなくてはなりません。
水分補給に気を配って、熱中症対策につとめ、
今年の夏も乗り越えていきたいものです。


さて、京都では、三大祭のひとつ、「祇園祭」が催されています。
祇園祭は、平安時代に流行した疫病退散を祈願した祇園御霊会(ごりょうえ)が始まりだと言われています。
クライマックスである「山鉾巡行」はすみましたが、
すべてが終わるのは、今月末です。

今年の祇園祭は、大きく変化しました。
49年ぶりに、後祭が復活し、幕末の蛤御門の変で焼けて失われた大船鉾が、150年ぶりに巡行に復帰したのです。

今まで何度か巡行を見に行っていましたが、
今年はその「大船鉾」を絶対見たい!と思っていて、
まず、後祭の宵山の23日に出かけました。
とはいっても、昼間でなく、夜の10時半頃を目指して。

なぜかというと、、、

南観音山で行われる「あばれ観音」を久しぶりに見に行くのが、最大の目的だったからです。
これが始まるのが11時過ぎ頃。
それまでに、まず大船鉾を見に行きました。

祇園祭_c0049950_153238.jpg


さすがに遅い時間だったので、大勢の人がごった返すという感じではありませんでした。
それでも大船鉾の回りは、そこそこの人だかり。
しかも、南行きの一方通行で歩かなければなりません。
写真を撮ろうと立ち止まろうとすると、
「後ろからどんどん歩いてこられるので、立ち止まらないように!」
と警備の人の声が。。。
う~~ん、これではブレて、ちゃんと撮れへんやん。

祇園祭_c0049950_154435.jpg


なんとかこれだけ撮りました。
装飾品はまだ未完成で、白木のままですが、
寄付を募って、金箔や漆で装飾を施した完全復興を目指しておられるそうです。
確かに、もともとある「船鉾」の方が、豪華絢爛という印象ですね。
これから年々装飾品が加わっていくのも楽しみです。


さて、南観音山へ向かいます。
その手前に、北観音山がありました。
祇園祭_c0049950_846425.jpg


ちょうど、日和神楽がお囃子を響かせながら、回っているところでした。

北観音山の日和神楽 

何度か宵山に来ているけれど、こういうものに遭遇したのは初めてでした。

さてさて、いよいよ南観音山へ。

祇園祭_c0049950_8471933.jpg


やっぱりたくさんの人が集まっています。
しばらく待っていると、ようやく中から観音様が出て来ました。

祇園祭_c0049950_8481524.jpg


御神体の楊柳観音像が、布を被せられ、紐でぐるぐるに巻きつけられています。

さぁ、始まりました!

祇園祭_c0049950_848542.jpg


何年か前に見に行き、ここにもupしたのですが、
エキサイトさん、当時の動画ツールを止めてしまわれて、、、
今は見ることができません。

あまり綺麗に撮れてないけれど、見て下さいね。

南観音山のあばれ観音

担ぎ上げられる観音様


山鉾の、荘厳で雅な雰囲気とは違い、
ちょっと手荒で迫力あるこの神事。
見ていると、なぜか笑ってしまう~。

このあばれ観音の由来、以前も書いたかもしれないけれど、
いくつか説があり、そのうちのひとつが面白い!

「南観音は北観音が好きで好きでたまらない。そのまま巡行を迎えると、暴走してしまうかもしれない。そこで、前日の夜にあばれさせて、心を静めさせ、巡行の間は静かに座って頂く。」

こういうことだそうで。。。
ね? 面白いでしょ?
それで私、てっきり、南観音山が男性だと思っていました。
そしたら逆!
南が女性、北が男性。
びっくり!(@_@。
南観音山って、情熱的やったんやなあ。

以前、このあばれ観音を見に行った翌日の巡行も、見に出かけたことがあります。

最近、身内を含め、知人など周りで老いていく姿に直面し、
私自身も、どんどん老けていくんやろなぁと実感するきょうこの頃、
来年行けるかどうかわからないし、
この日の翌日の24日、後祭の巡行も、見に行って来ました~。

しかも、このくそ暑い中チャリで。。。

復活した大船鉾を含め、10基のみの巡行です。
烏丸御池を出発し、前祭と逆方向に進みます。
選んだ観覧場所は、河原町御池。
ここは広々としていて見やすいのですが、
すでにたくさんの人が見に来られていて、近くまでは行けません。
角にある駐輪スタンドに登って、
10×20ほどの小さい上部に、でっかいお尻を乗せて、
何とか撮影できる体勢に。。。

でも、持ってたのはスマホのみ。
そんなにでっかくは拡大できないし、巡行してくる山の細部までは撮れません。

祇園祭_c0049950_1043317.jpg


下の写真は、報道カメラマンのためのスタンド。
いいなぁ。あんなところで撮れるなんて。


ラストを飾るのは、大船鉾。
ほ~ら、やって来たよ!

祇園祭_c0049950_10441811.jpg



上にも書いたように、まだ未完成とはいえ、
堂々たる姿です。


またまた見にくいけれど、動画も見てください。


大船鉾辻回し



あとでわかったことですが、
鉾の前に乗り、扇子を振り回しておられる方のおひとりが、
なぁんと、知人でした。
こういう歴史ある伝統行事に関われるって、いいなぁ。
もし私が男なら、曳き手のボランティアとして、絶対参加していたと思う!

祇園祭って、知れば知るほど、奥の深さを感じることになりそうです。
たとえば、山のひとつひとつにも意味があったり、
巡行以外にも、色々行事があったり、、、


来月には、大文字の送り火があります。
暑い中、行事が続きます。
始った頃に比べ、暑さの厳しさは年々増し、
亜熱帯での行事のようになりつつあります。
携われる方も、見物される方も、
くれぐれも、熱中症に気をつけていただきたいものです。


祇園祭_c0049950_1052233.jpg


この暑さで、すっかりダウン気味の璃子。
時々吐くことがあるほど。
昼間は、ほとんど寝ているようです。


祇園祭_c0049950_111898.jpg

             (2006年7月)

「おかっしゃん。今年は頑張って見に行ってきたんやワン。
行事を楽しむのは、ええことやけど、
もう若くないんやし、無理はせえへん方がええと思うワン。」

サイちゃん。ありがとう。
こういう行事に接するとなぁ。
あんたがいた頃のこの季節は、どんな感じやったやろうとか、
ついつい考えてしまうわ。
今、クーラーのきいた部屋で璃子が寝てる姿見てると、
あんたに悪いことしたなぁって、思ってしまう。
サイちゃん、外飼いやったしなぁ。
あの頃の暑さは、今ほど厳しくなかったけど、
あんたも部屋で飼ってたら、もっともっと心を通わせることができたんやろなぁ。

by sai-n.1020 | 2014-07-27 23:46 | 風景