まさかの!イタリア旅行 ~その4~
2018年 03月 18日
さぁ、ホテルまでバスに乗りますよ~!
「L4」という系統です。
行きと同じバスの逆方向に乗ればいいということで探そうとしていたら、運よくターミナルに来ていました。
飛び乗ったのはいいのですが、降りるべき停留所、すなわちホテルの前から乗ったバス停の名前は一体・・・?(◎_◎;)
これが、「その3」の最初に書いたことにつながるのです。
「そやそや! ホテルのそばにでっかいスーパーがあったやん!」
「うんうん。行きはホテルの前で乗って、そのあとにスーパーの前を通ったんやし、今度はスーパーが見えたらすぐ降りたらええんや!」
と、みんなでスーパーが見えてくるのを注目することに。
行きは何分ぐらい乗ったか、あまりはっきり覚えてなかったけれど、まぁ大体20~30分ぐらい?
それぐらい経ったら、気をつけて見なければ!
と思いつつ、バスの中は混み混み。
それに、いつも地元で乗り慣れているバスのように、次のバス停の名前が前に出たり、アナウンスがあったり、そんな「わかりやすい」バスではないのです。
おまけにドキッとしたのは、乗って初めのバス停に停まって、ドアがパカッと開いた時、危うく私の手が挟まりそうになった!
内側に折りたたむ状態で、素早く開いたのです。
本当にびっくりしたんです。
あとで掴んでいたポールをよく見たら、「掴まないように。」というような意味のシールが貼ってあった(゚Д゚;)
満員だったし、スリに気をつけないと!
そして降りるタイミングを逃してはいけない!などと思いながらかなり緊張して乗っていました。
私とma-saちゃんが立っていたすぐそばにいた子供の後ろにいた男性(その子のお父さん?)が口ずさんでいた歌というかなんというか、、、、
それが妙にインパクトがあって、その緊張感を和らげてくれました。
♪ル~ララル~ラ ル~ララル~ラ♪
何の歌だったのでしょう?
そろそろかな?と思っていて停まったバス停の前に、スーパーのポスターのような物が貼ってあって、「ここから近く」のようなことが書いてある!
「ここで降りよう!」と、慌てて降りたのですが、、、、
どうも様子がおかしい。
そのバス停ではなかったのですΣ( ̄ロ ̄lll)
しばらく待ち、1台来たのに停まってくれず(降りる人がいないと、手をあげないと停まってくれない。)2台目がやっと停まってくれました。
日本のバスと、えらい違い!
そして、なんとかホテルに着き、またスーパーへ行き、小腹がすいた私達は、イタリアに来ているのに、まだピザを食べてないことに気づいたのでした。
それで、スーパーで買ったものを一旦ホテルの部屋に置いてから、近所にピザを食べることのできるお店がないか探しに出かけのでした。
100メートルほど歩いたところに、あった! あった!
特別おしゃれなお店というわけではなかったけれど、入りやすそうな雰囲気なので、ここに決まり!
帰国するまでに、なんとかピザを食することができた私達。
ホテルに戻り、楽しかった旅行も(ヒヤッとしたこともあったけど)これで終わりかと、何とも言えない気持ちで、眠りについたのでした。
イタリアを発つ朝になりました。
空港に遅れて着いては大変なので、朝食もとらずに早い目にホテルを出ます。
バスが来るまでロビーで待機する3人さん。
窓側に座っていたbeちゃんに撮ってもらいました。
どうぞ無事に空の旅を終えられますように!
などと思いながら、ドゴール空港で降りたのですが、、、、
この空港、めっちゃ広くて、移動するのにすごく時間がかかったのです(-_-;)
乗客が多かったので、移動するために乗るバスを何台も待たなければならなくて、朝ホテルでとらなかった朝食を、何か簡単なものでもと思っていたのに食べる時間がありませんでした。
ma-saちゃんがしようと思っていた買い物も、可哀想にゆっくりできなくて、気が付いたら搭乗時間までそんなに余裕がありません。
搭乗口で30分ほど前に待ち合わせることにしていたのですが、、私とma-saちゃんがギリギリ間にあうか?という時間になり急いで走っていくと、何やら様子が変なのです。
どうやら、おば関ちゃんとbeちゃんが、「残りの2人はまだなのか?! もう時間がないからキャンセル!」と言われていて、あたふた状態だった模様。
おまけに、私のパスポートがなかなかうまく通らず、焦る焦る!
かなりの時間を費やして、やっとのことで飛行機に乗り込みました。
行きはオランダ、帰りはフランスに、一応立ち寄ったということにして(笑)
慌てて座席につこうとしている私達に、日本人のキャビンアテンダントさんが、
「大丈夫ですよ~。まだ時間はありますからね。」と。
え~~? どっちなん?!
搭乗口にいたグランドスタッフの女性、よっぽど虫の居所が悪かったのか?
一時はどうなるかと思ったけれど、なんとか無事に席につくことができ、ここからまた長時間乗ることになります。
最近の飛行機って、それぞれの座席で画面を見ながら、音楽や映画など楽しめるんですねぇ。
行きの飛行機の中でもそうでしたが、私は主に、音楽を聴いていました。
MADONNAやQUEEN、宇多田ヒカルや、それに好きなクラシックのピアノ曲のCDもあって、すごく楽しめました。
とは言っても、ma-saちゃんによると、乗る時のゴタゴタで疲れたのか、機内食を食べている以外は、ほとんど寝ていたらしい('◇')ゞ
まだもっと滞在していたかったなぁという思いと、璃子はどうしているかなぁと心配な気持ちが入り交じり、でもやっぱりもう少し居たかったなぁと思いつつ、無事関空に戻ってきました。
ところがっ! ここで信じられないことがっ!
なぁんと、ma-saちゃんとbeちゃんと私のスーツケースが未着!
あんなに急がされたのに、飛行機に乗せてもらえなかった!Σ(゚д゚lll)
この3人で、折角自宅までタクシーを手配していたのに・・・。
家に着いたのがまだ昼だったし、荷物を広げて洗濯もしたかったのに・・・。
観光最後の日から帰国するまでの間に、こんなにアクシデントが連続するとは!
もうため息しか出ませんでした。
でも、向こうでスリに遭ったり、怪我したり、そういうことは全くなかったし、良しとせねば・・・。
それに、何と言っても嬉しかったのは、帰宅した時の、璃子の喜び様!
尻尾フリフリ~♪ 私に飛びかかり~♪
写真におさめたかったけど、残念ながらできませんでした。
あとで聞いたところ、私がいない間、なんとなく元気がなく、1度吐いたらしい(-_-;)
私が不在なことには関係ないと思うけど・・・(^-^;
帰国したのは23日だったのですが、スーツケースが無事我が家に届いたのは、3日後の26日でした。
お帰り~♪ 私のスーツケース!
やっと、洗濯物、お土産を広げることができました。
そして「広げる」と言えば、今年どんどん広がったインフルエンザの大流行。
帰国して数日後、しっかりとかかってしまいました。
熱は出なかったけれど、非常~にしんどかったです。
でも、旅行中でなくてよかった!
「その4」まで続いた旅行記。(「その4」は現地での観光の写真が少なかったですが。)
長々と、ダラダラと、くどくどと書きましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました。
楽しかったことが大半でしたが、ヒヤッとしたこと、どうなるかと思ったこともあり、盛り沢山な旅となりました。
とても大忙しな旅で、私は本当にみんなに任せっきりで申し訳なかったけれど、めっちゃ楽しく過ごせました。
初め行くことを迷っていたけれど、思い切って行ってよかった!
みんなに感謝、感謝です。
今回の旅行で、改めて感じたのは、日本があらゆるところに大変行き届いているということでした。
バスの中で、親切に停留所など表示してあることや、アナウンスもちゃんとしてくれること。
観光名所の停留所で停まる時には、英語のアナウンスもあります!
これらは当たり前だと思っていたけど、実はそうではないのです。
それからトイレ!
行く前に、イタリアのトイレは有料のものがあると聞いていたのですが、運よく無料のトイレのみ使いました。
でも、、、ウォシュレットはやっぱり、「日本はさすがっ!」と言いたくなります。
それになんといっても治安ですね。
もちろん日本でも、危ないことは起こりますが、ヨーロッパほど、スリや置き引きは日常茶飯事ではありません。
旅行中、なんとかそういう危ない目に遭うことはなかったですが、日本って本当に安全な国で、外国からの観光客にとって、安心して滞在できる国だなぁと再認識しました。
「おかっしゃん。無事に帰って来れて、ほんまによかったワン。
おとっしゃんが、おかっしゃんいない間、あの子の朝晩の散歩も、洗濯も、晩ご飯の用意もぜ~んぶ頑張ってやってたワン。
おかっしゃんが帰って来てしばらくしてから、インフルエンザにかかって大変やと思ったワン。
おとっしゃんがそのあとインフルエンザにかかったのは、頑張りすぎて疲れたからやておとっしゃん言うてたワン。」
サイちゃん。私が璃子のことや家の用事のことを思って旅行に出かけること躊躇していたら、お父さんが「行って来い!」って言うてくれはってん。
ほんまに感謝しなあかんなぁ。
by sai-n.1020 | 2018-03-18 00:12 | 風景