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送り火

まだまだ猛暑が続いてますね~~。
せめて朝晩涼しかったらいいのですが、
3日に1日ほど、朝涼しいことがあっても、
洗濯とか、朝の用事を色々しているうちに、どんどん気温が上がり、
ついついクーラーのリモコンに手が行ってしまう~~。
電気代を考えると、節電するべきなのですが、
「家の中で熱中症で亡くなる」というニュースをよく聞く中、
友達のお家の近くでも、この間そういうことがあったそうで。。。
そんなこと聞いたら、電気代なんて言ってられません。
「つけっぱなし」にはしないけれど、
家事がちゃんとはかどるようにするためにも、
クーラーを上手に使って、残暑(といってもしっかり暑いけど)を乗り越えて行かなくては!


さて、この酷暑の中、
16日は、「大文字五山送り火」でした。

今年は、最初にも書いたようにこの猛暑。。。
去年初めて行った「護摩木奉納」を、午前中行けなかったので、
昼からはとてもじゃないけど、チャリをこいで行くのは無理!
と思っていたのですが、、、

結局行ってきました~~。

なぜなら、この送り火、
お盆の13日にお迎えした先祖の霊を冥府にお送りするという意味を持つんです。

先祖、、、サイちゃんは先祖じゃないけど(笑)、
無事に送り届けたい。
でも本心は、
お盆も何も関係なく、いつもサイちゃんはそばにいて、
冥府に送る、、、なんてこと考えたくない。
でも、それとこれとは意味が違うか・・・?

なぁんて、色々つんだり砕いたりして考えたあと、
保冷剤を首に巻いて、紫外線対策しっかり施して、
向かったんですよ。

近くまできて信号を渡ろうとしたら、大文字山が見えたのでパチリ ♪

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「ご苦労さまで~~す!」と、思わずこっちから叫びたくなりました。


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銀閣寺の方へ向かう途中にある「哲学の道」あたりには、
必ずといっていいほど、人力車がありますね。

この周辺は人がいっぱいで、
み~んな奉納に行かはるんやろか?って思いながら、
緩やかな坂を登っていきます。

銀閣寺の門の前まで来ました。
こうして、護摩木の受付をされています。

送り火_c0049950_23503580.jpg


「従来、護摩木に自分の名前と病名を書いて火床の割木の上に載せて焚くと、
その病が癒えるという信仰がある。」らしいのですが、
右下の注意書き(?)には、事細かな説明が。。。

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ここに、そんなたくさん、書けへんかったし~。
何て書いたかは、秘密です。
いや、隠すようなことじゃないけど、字がへたくそなので。


帰って、汗だくになった身体を、クーラーで冷やし。。。

夜になるのを待っていると、あやしい雲行きになってきて、
雨が降るのでは・・・?って心配しましたが、
点火の時間が近づくと、お月さんも出て、
全く降る感じではなくなってきました。
すごいなぁ。ご先祖さんが守ってくれてはるんやなぁ。きっと。。。
考えてみたら、
土砂降りの大文字って、めったにないんです。
思い返してみても、最近そんなことがあったなんて、
記憶にありません。

ここ最近は、散歩道の川へ見に行くことが多かったんですけど、
今年は、最寄り駅のそばにある、大きな公園まで見に行ってきました。

川原ほど人は多くなく、遮るものもないのですが、
ここからは、「大」しか見られません。


さぁさぁ、点火が始まったよ~。

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といっても、カメラの腕がショボいので、
こんな写真しか撮れず。。。
見にくくてごめんなさいっ。


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なんとなく火の付き方が鈍いような気がしていたら、
後ろで見ておられたおばちゃん達が、口々に、
「今年はもひとつ、綺麗とちゃうなぁ。なぁんか途切れ途切れやしぃ。」
って言っておられました。

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初めは、あまり人がいなかったけれど、
気がついたら、結構集まっていてびっくり!


公園を出て、帰ろうとしたら、
家から一番近い「法」が、目の前でちょうど綺麗に輝いている時でした。

送り火_c0049950_1541215.jpg


街の灯りがめいっぱい一緒に入っていて、興醒めやけど、
あえて、こういう写真も撮ってみました。


というわけで、今回は、「大」と「法」だけ見ました。
来年は、どこから、何を見ようっかなぁ?


あくる日、テレビで、「今年の送り火に異変が。」という内容で報道されていたのですが、、、

「この猛暑と雨不足の影響で、大文字山のナラの木の『枯れ』が激しく、
燃えうつってはいけないので、松割木の数を減らしたため、
ちょっと途切れ途切れの送り火になった。」

ということらしいです。

やっぱり、あのおばちゃん達の指摘は、正しかった!

あとで、ma-saちゃんに聞いたのですが、
木が枯れたのは、害虫によるものだとも、言ってたらしいです。
調べたら、、、
「カシノナガキクイムシという数ミリの甲虫が木の幹に穴を開けて、
幼虫のエサとして持ち込むカビが原因。」
だそうです。

う~~ん。。。
毎年何気なく眺めている送り火やけど、
ちょっとした自然の摂理が崩れると、
こんな風に影響するんやなぁ。

でも、翌日の朝刊には、
「ナラ枯れが目立ち、飛び火を防ぐために松割木を2割減らしたが、
例年と変わりなく、バランス良く燃えていた。」
って書いてありました。
えぇ~~? 
そやろかぁ~?


今年は、京都の夏の風物詩、「祇園祭」「みたらし祭」「大文字送り火」
すべて堪能しました。
こんなに酷暑の年やのに、ありがたいことです。


小中学生の頃は、この大文字が過ぎると、
宿題がまだ残っていることを焦り、
自分の息子達が小さかった頃は、
同じく宿題が終わってないのではと心配しながらも、
やっと新学期が近づいてきた、、とホッとしたものです。

そして大抵その頃あたりからは、次第に暑さが和らぎ、
「今年の夏も終わりやなぁ。」
って、ちょっと寂しく想ったりしたものですが、
最近の夏、特に今年の夏は、
ぜ~~~んぜん、そんな気持ちになれへん!

まだまだ続きそうなこの厳しい暑さ!
世のご先祖さまは、みんな、
「折角帰ってきたけど、こんだけ暑いし、早く向こうへ戻りたいっ。」
って、慌てて帰って行かはったかも~~。


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             (2006年8月11日 すっかり毛が抜けて、貧相なサイです。)

「おかっしゃん。確かワタシもこの送り火っていうの、
一緒に見に行ったことがあるワン。
でもワタシは、人の足ばっかり見て、
何も見えへんかったワン。
いつもワタシ、おかしゃんのところへ帰って来たり、
またあっちへ戻って行ったり、
めっちゃ忙しいねんワン。
そやから、普通みんなが戻って行かはる、送り火の日からは、
しばらくゆっくりとあっちから、
おかっしゃんの様子を眺めとくワン。」

サイちゃん。そっかぁ~。
あんたいつも、忙しい思いをしてるんやなぁ。
すぐおかあさんが「サイちゃ~ん。」って呼ぶもんなぁ。
これだけ毎日暑いし、
あんたが涼しいところで、ゆっくりしといてくれたらええでぇ。

by sai-n.1020 | 2010-08-18 17:03 | 風景

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