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加齢とともに

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何年も、全く咲かなかった紫陽花が、
今年は2つだけ咲きかけています。
咲く時と、咲かない時、どんな風に条件が違うんでしょう?
(ご存知の方おられたら、是非教えてほしい!)


さて、またまた随分ご無沙汰してしまいました。

その間に、お蔭様で、
私の手は、かなりよくなってきました。

90%ぐらい、回復したと思います。
しびれは、まだ若干残っていますが、そんなに頻繁じゃありません。
どうしても回復の遅い小指の感覚も、
ほとんど戻ってきています。
で、どういう時に、「もうちょっとやなぁ。」と感じるのかと言うと。。。

みなさんの中で、、、、
あの、、、ちょっと言いにくいけど、
笑わないで聞いてね。
鼻の穴をほじくらない人って、いませんよね?
え?「そんな下品なこと、私したことございません。」って方、おられる?
そういう方は、ちょっと想像してくださいね。

恐らく大抵の方は、何日かに1度は、ほじくると思うんですけど、
その時の感覚がねぇ。。。
症状がひどかった最初の頃は、
まず、指を入れることができなかったんです。
指に、何重も包帯を巻いているような感じがして、
思うように動きませんでした。
それが徐々に入れることができるようになり(笑)、
今では、右手と比べると、ちょっと感覚が違うけど、
ほぼ普通に、「ほじほじ」することができるようになりました。

だから、右手と同じ感覚で、左手の小指で鼻の中を「ほじほじ」できれば、
ほぼ、全快なのかなぁと、
勝手に決めております。

なにはともあれ、なんとか戻ってきた、私の左手の感覚。
でも、根本的な、軽い頚椎ヘルニア、狭窄症は残っているわけで、
何かがきっかけで、また起こったらどうしよう、、、って、
やっぱり不安です。

まぁ、加齢とともに、色々と身体にガタがきていることは確かですが、
今回のこの症状は、何とか快方に向かっているので、
ご心配してくださったみなさん、どうぞご安心ください。
労わりのコメントを、ありがとうございました。


加齢、、、と言えば、
我が家のリリゴン。
ますますおばあちゃんらしくなってきました。

オムツの中で、大きい方をすることが増えました。
タイミングがうまくいけば、「セーフ」なのですが、
梅雨のこの時期、外へ連れ出す時間を選ぶことは、なかなか難しいです。

視覚、聴覚、嗅覚も、どんどん鈍くなってきています。
それに伴い、食欲にもムラが出てきました。
しっかり食べてくれる時もありますが、
目の前にある餌に気づかず、ぼぉ~~っと突っ立ってることもあります。
その反面、一気に食べることもあります。

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これは、その、「一気食い」をしている様子ですが、
足が変でしょ?
後ろ足の踏ん張りが、弱くなってきてるんです。
こんな格好、かえってしんどいと思うけど、
リリゴン自身は、楽なんやろか・・・?

散歩中の足取りも、ますます重くなってきました。
スタート時から、「出すものを出す」ところまでは普通に歩いても、
その後は、軽やかさがありません。

でも、なぜか、段差は「ぴょん!」と飛び上がります。
恐らく、弾みをつけないと、上がれないんでしょうね。

そこで、散歩中のリリゴンを、初めてYou Tubeにアップしたので、
見てくださいね。



老犬には、「弾み」が必要?


(なぜか、以前のように「埋め込みコード」を入力して、画面をここに出すことができません。
↑ をクリックしてください。)


そうそう、リリゴンの目の周り。
可哀想なことになっています。
薬を塗って、少しマシにはなっていますが、
完全には治りきりません。
これもやっぱり、年のせい?


ところで、「あ、、、この場所でのあの動画。。。」
と思い出してくださった方、おられるかな?
そうです。
サイちゃんもここで、動画を撮り、ブログに載せました。
そのうちのひとつを、再び見てくださいね。


懐かしい、「着地失敗」


これは、サイちゃんが14歳半の頃。
今のリリゴンよりも、少しお年寄りです。(といっても、2ヶ月ほど。)
それにしては、元気です。
そういえば、サイちゃんはこの頃はまだ、家に近づくと走っていました。

はっ。。。あかんあかん。。。
またふたりを比べてる。
老い方は、人、いや犬それぞれ、、、、
同じようには、弱っていきません。

リリゴンの介護が、これからどんどん必要になっていくかもしれません。
サイちゃんに見守ってもらって、
穏やかな老後を過ごさせてやりたいと思います。




自分の身体や、愛犬の身体が、どんどん老いていったり、
また、身内の者が亡くなったりすると、
ついつい、昔みんなが元気だった頃、子供たちが幼かった頃のことを思い出し、
しみじみとしてしまいます。
最近、そういうことがよくあります。
この日記に書いているように、私自身、
2006年から立て続けに、親愛なる者が次々と逝ってしまいました。
両親やサイちゃんが健在だった頃のことを振り返ってみると、
一言ではもちろん言い表せないけれど、
家族の歴史、私自身の変化などを思い起こし、
懐古に浸ってしまいます。

あの頃は、父はまだ背筋が「ピン!」としていたなぁ・・・、とか。
母とよく買い物へ行ったなぁ・・・とか。
長男は、幼い頃、今の性格と全く違ったなぁ・・・とか。
次男は、生まれてからしばらく、放ったらかしだったなぁ・・・とか。
そして、、、サイちゃんは、私達家族の歴史を、じっと見つめてくれていたなぁ・・・とか。

こんな風に考えているうちに、
これから先、年月が流れていくにつれ、
ますます自分自身が老いて、弱っていくことの虚しさも、
同時に痛感してしまうことも確かです。



今まで「山あり谷あり」を繰り返しながらも、
こうして家族の歴史を築き上げていったことに感謝しなければなりません。
やらなければならないこと、考えなければならないこと、
目の前に山盛りあるけれど、
あまり先のことを深く悩んだりせずに、
1日1日が無事に終わればありがたいと感謝して、
マイペースで過ごしていこうかなぁと、
こんな風に最近考えることが多いのも、
ひょっとして、「加齢」の証かな?



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                  (2006年6月13日撮影)

「おかっしゃん。わんこもヒトも、必ず年がいくもんやワン。
ワタシと遊んでくれたお兄ちゃん達も、
最初は小さくて声が高かったけど、
ワタシが弱ってからは、ワタシを包んでくれる手が頼もしくて、
声も低くて、安心できたワン。
おかっしゃんも自分の身体を大事にして、
ワタシのように、穏やかなおばあちゃんになってワン。」

サイちゃん。ほんまあんた、最後の方は、優しいおばあちゃんになってたなぁ。
おかあさんも、息子らに、素直に身を委ねられるおばあちゃんになれるやろか?
ぽっくり逝きたいねんけどな。
それにしても、この写真のあんた、
毛並みに若さを感じるわぁ。

by sai-n.1020 | 2011-06-18 17:48

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