老怪獣リリゴン?
2011年 02月 10日
しばらく寒さが柔らいでいましたが、
昨日あたりから、またまたぶり返してきました。
今、ちょっと雪が混じった感じで、時雨れています。
これからどんどん雪が降って、
明日になったら、積もっているかなぁ・・・?
ちょっとぐらいなら、積もってもいいけど、
すぐに溶けてくれないと、
明くる朝の散歩が怖い!
さて、きょうの日記は、久々、怪獣リリゴン、いや、リリィーちゃんについて書きます。
ここ最近のリリィーちゃんに、変化が現れているんです。
えっと、、、もともとリリィーちゃんは、
(元の飼い主さんが飼っておられた頃です。)
言うまでもなく、巨柴でした。
それが、一昨年の4月末に、おとうさんが入院され、
ご厚意で預かってくださっていたおばあちゃんのお家で暮らすようになってから、
少~しずつ体重が減り、
昨年の1月末に、我が家に出戻ってから、
「おから」と「ゆでキャベツ」をトッピングした食事にした効果からか、
さらに順調に減っていき、
夏には、10数キロまで落ちてきました。
ここにも書いていたように、
散歩中、久々出会った方は、
「え?! これが『あの』リリィーちゃん?!」
「見違えたわぁ~~。」
「相撲取りみたいやったのに、軽やかになったねぇ。」
などと、一様にびっくりされました。
痩せていくのが、このあたりで止まってくれたらよかったのですが、
今年に入ってからは、さらに、
「痩せる」どころか、「激痩せ」という感じになってきたんです。
食欲はどうかと言うと、
今までは、一気に全部平らげてたのが、
昨年の暮れあたりから、よく残すようになってきています。
サイちゃんは、よく残していたけれど、
リリィーちゃんは、いつもすぐ完食していたので、
ちょっと心配。。。
この間の日曜日に、
散歩道で、ma-saちゃんちの翔くんと一緒になったので、
携帯で撮った写真です。
ほとんど同じような大きさです。
いや、ひょっとしたら、リリィーちゃんの方が痩せてるかも~。
これは、「見た目」の変化ですが、
行動にも変化が現れてきています。
このことも、以前日記に書きましたが、
散歩からの帰り道、家が近くなってきた時と、
前の公園でおしっこをした直後などに、
私の足首に噛み付くようになってきたんです。
決してきつく噛むわけでなく、
ちょっと歯を当てて、軽く噛む程度なのですが、、、
まぁこれは、私になついてきたのかなぁと、
楽観視してました。
子犬の頃に、ガレージに放した時に、
しつこく私の足首を噛んでいた子が、
ひょっとして、リリィーちゃんだったかも、、、
と思ったりもしました。
こんな「甘噛み」程度なら、可愛いのですが、
問題は、先月の終わり頃からの変化です。
なんと、玄関の壁の端の出っ張りや、
階段の降り口の柱などを激しく噛んで、
とんでもない状態にするようになってきたんです。
最初発見したのは、
夜に、仕事から帰って来た時でした。
玄関を開けて、目に入ってきたその光景に、
一瞬、「?!」となり、唖然。。。
去年から鼻炎のために、激しく鼻血を出すこともあり、
靴を汚してしまうので、
階段の下に、小さな棚を置き、
そこに靴を置くようにしていたのですが、
その靴をひっくり返したり、
階段に飾っておいた、サイちゃんの写真や、小さな花瓶も、
倒してあったり、、、
おまけに、敷いてある毛布や、土間が、
鼻血だらけ~~。
「何があったん?!」と、目を疑いたくなるような状態だったんです。
齧ってあるところをお見せしたいのですが、
あまりにもひどいので、やめておきます。
(2007年1月28日撮影)
そやねん。サイちゃん。。。
あんたの娘になぁ、最近ちょっと困ってるねん。
このままでは、玄関が壊される、、、、
そう思った主人は、
「サイ子に使ったサークルに入れろ!」
と提案しました。
「えっ? もう入れるん?」
と私はびっくり!
玄関を守るためにはいいかもしれないけれど、
サイちゃんほど、まだ弱ってないうちから入れるのは。。。
それに第一、ただでさえ狭い部屋が、ますます狭くなる。。。
しばらく、ちょっと深刻な話し合い(?)が続いた末、
とりあえず、よく齧るところを厚紙で覆い、
養生テープを貼って、様子をみることにしました。
そしてついこの間、
同じく夜に帰宅し、玄関を開けると、、、
実際これを撮ったのは、昼間なんですが、、、、
生活感たっぷりな画像ですみません。
次男のビニール傘が、見事にやられてます。
ちょっとわかりにくいかな?
どんな風にして、こんな状態にしたのか・・・?
最近話題になっているカメラを設置したい気分。。。
(2007年2月10日撮影)
そやなぁ、サイちゃん。
こうやって、しょっちゅうお父さんに反抗してたけど、
その辺齧ったりは、せえへんかったよなぁ。
で、この奇怪な行動と、
食欲と、
激痩せと、
鼻血と、、、
気になることが結構あるので、
久しぶりに獣医さんに連れて行ってきました。
まず、リリィーちゃんをご覧になった先生が言われたこと。。。
「足の動き、目のあたり、、、どう見ても、老犬になってきましたねぇ。」
って。。。
そうなんかぁ。
歩き方が軽やかになったし、
みんなから、「若返った!」ってよく言われるし、
まだまだこれから、長生きしてくれると思っているのに、
先生の目には、リリィーちゃんは、かなりの「お年寄り」に見えるんです。
体重を量ってもらったら、、、
なぁんと、9.3キロ!
とうとう、10キロを切ってしまったわけです。
食欲との関係を聞いたところ、
もうこれだけの年齢になると、
食べても太らないとのこと。。。
これも、サイ子とは違うなぁ。
リリィーちゃんぐらいの年齢の頃は、
まだまだぽっちゃり太ってたしなぁ。
そして、玄関のことを話すと、
「何かを訴えてるのかもしれないけれど、
痴呆症ってことが考えられますねぇ。」
と言われました。
へぇぇぇ~~~?
サイちゃんは、この年齢では、まだそんな風に衰えてなかったのに。。。
母犬がこうだったから、その子も同じだとは言えないそうです。
サークルに入れた方がいいか、聞いてみましたが、
それは難しい問題だと。。。
結局、鼻血を止血するいつもの薬と、
抗ヒスタミン剤と、
それから、「オメガ3,6,9」というサプリメントを飲ませることになりました。
これ、もともと皮膚病の子に飲ませるらしいのですが、
青魚から精製された油で、痴呆症になるのを防ぐ脂肪酸を含むらしいです。
ま、サプリメントだから、
飲んだらすぐに効き目が現れるということではないけれど、、、、
(2007年2月17日撮影)
サイちゃん、あんたの場合は、
リリィーちゃんみたいな行動は、せえへんかったけど、
15歳になるちょっと前頃からは、グルグル回ってたなぁ。
リリィーちゃん。。。
玄関をあんな風にしたのは、どんな気持ちからなんやろ~?
聞いても、もちろん答えてくれず。。。
きょうちょっと出かける前に、こんな風にしておきました。
ぬいぐるみを置いても、全然起きません。
(サイちゃんは、警戒心の塊みたいな子やったし、すぐ起きたなぁ。)
帰って来たら、寝方が変わってたので、
ぬいぐるみも置き方を変えました。
変えても、やっぱり起きません。
リリィーちゃんは、目、鼻、耳、すべて、
かなりその機能を失っています。
だから、寝ている間にこんな風なことをしても、
ちっとも気づかず、寝たままなのかなぁ?
病院の先生が言われたように、
老い方も、サイ母さんと同じようにはいかないのかも。。。
だから、介護の仕方も、当然変わってくるやろなぁ。
サイちゃんが使ったサークルやカートは、
いつかリリィーちゃんにも活用するつもりで、
思い切って購入したものです。
近い将来、使うことになると思うけれど、
サイちゃんの娘なんだから、
サイちゃんと同じように、
できる限りの世話をしてやろうと、
サイちゃんの、あのクニャクニャとした身体の感触を思い出しながら、
リリィーちゃんに、そう話しかけています。
気持ちよさそうに寝ているリリィーちゃん、
今月17日に、14歳になります。
(2007年2月28日撮影)
「おかっしゃん。あの子の不思議な行動、困ったものやけど、
ワタシに免じて、大目に見てやってワン。
部屋が狭くなるかもしれんけど、
あのサークル、なかなか居心地よかったし、
あの子もきっと喜んで寛ぐと思うワン。
もうちょっと、ほんまに弱ってきたら、入れてやってワン。
それから、あのカートも、ちょっと恥ずかしかったけど、
いつもの散歩道まで行けるのがよかったし、
是非あの子にも使ってやってワン。」
サイちゃん、わかったでぇ。
今すぐ、急に介護が必要にはならへんと思うけど、
ちゃんと看てやるつもりやから、
安心してやぁ。
でも、、、
あんたの姿を思い出して、
また泣いてしまうかもしれん。。。
昨日あたりから、またまたぶり返してきました。
今、ちょっと雪が混じった感じで、時雨れています。
これからどんどん雪が降って、
明日になったら、積もっているかなぁ・・・?
ちょっとぐらいなら、積もってもいいけど、
すぐに溶けてくれないと、
明くる朝の散歩が怖い!
さて、きょうの日記は、久々、怪獣リリゴン、いや、リリィーちゃんについて書きます。
ここ最近のリリィーちゃんに、変化が現れているんです。
えっと、、、もともとリリィーちゃんは、
(元の飼い主さんが飼っておられた頃です。)
言うまでもなく、巨柴でした。
それが、一昨年の4月末に、おとうさんが入院され、
ご厚意で預かってくださっていたおばあちゃんのお家で暮らすようになってから、
少~しずつ体重が減り、
昨年の1月末に、我が家に出戻ってから、
「おから」と「ゆでキャベツ」をトッピングした食事にした効果からか、
さらに順調に減っていき、
夏には、10数キロまで落ちてきました。
ここにも書いていたように、
散歩中、久々出会った方は、
「え?! これが『あの』リリィーちゃん?!」
「見違えたわぁ~~。」
「相撲取りみたいやったのに、軽やかになったねぇ。」
などと、一様にびっくりされました。
痩せていくのが、このあたりで止まってくれたらよかったのですが、
今年に入ってからは、さらに、
「痩せる」どころか、「激痩せ」という感じになってきたんです。
食欲はどうかと言うと、
今までは、一気に全部平らげてたのが、
昨年の暮れあたりから、よく残すようになってきています。
サイちゃんは、よく残していたけれど、
リリィーちゃんは、いつもすぐ完食していたので、
ちょっと心配。。。
この間の日曜日に、
散歩道で、ma-saちゃんちの翔くんと一緒になったので、
携帯で撮った写真です。
ほとんど同じような大きさです。
いや、ひょっとしたら、リリィーちゃんの方が痩せてるかも~。
これは、「見た目」の変化ですが、
行動にも変化が現れてきています。
このことも、以前日記に書きましたが、
散歩からの帰り道、家が近くなってきた時と、
前の公園でおしっこをした直後などに、
私の足首に噛み付くようになってきたんです。
決してきつく噛むわけでなく、
ちょっと歯を当てて、軽く噛む程度なのですが、、、
まぁこれは、私になついてきたのかなぁと、
楽観視してました。
子犬の頃に、ガレージに放した時に、
しつこく私の足首を噛んでいた子が、
ひょっとして、リリィーちゃんだったかも、、、
と思ったりもしました。
こんな「甘噛み」程度なら、可愛いのですが、
問題は、先月の終わり頃からの変化です。
なんと、玄関の壁の端の出っ張りや、
階段の降り口の柱などを激しく噛んで、
とんでもない状態にするようになってきたんです。
最初発見したのは、
夜に、仕事から帰って来た時でした。
玄関を開けて、目に入ってきたその光景に、
一瞬、「?!」となり、唖然。。。
去年から鼻炎のために、激しく鼻血を出すこともあり、
靴を汚してしまうので、
階段の下に、小さな棚を置き、
そこに靴を置くようにしていたのですが、
その靴をひっくり返したり、
階段に飾っておいた、サイちゃんの写真や、小さな花瓶も、
倒してあったり、、、
おまけに、敷いてある毛布や、土間が、
鼻血だらけ~~。
「何があったん?!」と、目を疑いたくなるような状態だったんです。
齧ってあるところをお見せしたいのですが、
あまりにもひどいので、やめておきます。
(2007年1月28日撮影)
そやねん。サイちゃん。。。
あんたの娘になぁ、最近ちょっと困ってるねん。
このままでは、玄関が壊される、、、、
そう思った主人は、
「サイ子に使ったサークルに入れろ!」
と提案しました。
「えっ? もう入れるん?」
と私はびっくり!
玄関を守るためにはいいかもしれないけれど、
サイちゃんほど、まだ弱ってないうちから入れるのは。。。
それに第一、ただでさえ狭い部屋が、ますます狭くなる。。。
しばらく、ちょっと深刻な話し合い(?)が続いた末、
とりあえず、よく齧るところを厚紙で覆い、
養生テープを貼って、様子をみることにしました。
そしてついこの間、
同じく夜に帰宅し、玄関を開けると、、、
実際これを撮ったのは、昼間なんですが、、、、
生活感たっぷりな画像ですみません。
次男のビニール傘が、見事にやられてます。
ちょっとわかりにくいかな?
どんな風にして、こんな状態にしたのか・・・?
最近話題になっているカメラを設置したい気分。。。
(2007年2月10日撮影)
そやなぁ、サイちゃん。
こうやって、しょっちゅうお父さんに反抗してたけど、
その辺齧ったりは、せえへんかったよなぁ。
で、この奇怪な行動と、
食欲と、
激痩せと、
鼻血と、、、
気になることが結構あるので、
久しぶりに獣医さんに連れて行ってきました。
まず、リリィーちゃんをご覧になった先生が言われたこと。。。
「足の動き、目のあたり、、、どう見ても、老犬になってきましたねぇ。」
って。。。
そうなんかぁ。
歩き方が軽やかになったし、
みんなから、「若返った!」ってよく言われるし、
まだまだこれから、長生きしてくれると思っているのに、
先生の目には、リリィーちゃんは、かなりの「お年寄り」に見えるんです。
体重を量ってもらったら、、、
なぁんと、9.3キロ!
とうとう、10キロを切ってしまったわけです。
食欲との関係を聞いたところ、
もうこれだけの年齢になると、
食べても太らないとのこと。。。
これも、サイ子とは違うなぁ。
リリィーちゃんぐらいの年齢の頃は、
まだまだぽっちゃり太ってたしなぁ。
そして、玄関のことを話すと、
「何かを訴えてるのかもしれないけれど、
痴呆症ってことが考えられますねぇ。」
と言われました。
へぇぇぇ~~~?
サイちゃんは、この年齢では、まだそんな風に衰えてなかったのに。。。
母犬がこうだったから、その子も同じだとは言えないそうです。
サークルに入れた方がいいか、聞いてみましたが、
それは難しい問題だと。。。
結局、鼻血を止血するいつもの薬と、
抗ヒスタミン剤と、
それから、「オメガ3,6,9」というサプリメントを飲ませることになりました。
これ、もともと皮膚病の子に飲ませるらしいのですが、
青魚から精製された油で、痴呆症になるのを防ぐ脂肪酸を含むらしいです。
ま、サプリメントだから、
飲んだらすぐに効き目が現れるということではないけれど、、、、
(2007年2月17日撮影)
サイちゃん、あんたの場合は、
リリィーちゃんみたいな行動は、せえへんかったけど、
15歳になるちょっと前頃からは、グルグル回ってたなぁ。
リリィーちゃん。。。
玄関をあんな風にしたのは、どんな気持ちからなんやろ~?
聞いても、もちろん答えてくれず。。。
きょうちょっと出かける前に、こんな風にしておきました。
ぬいぐるみを置いても、全然起きません。
(サイちゃんは、警戒心の塊みたいな子やったし、すぐ起きたなぁ。)
帰って来たら、寝方が変わってたので、
ぬいぐるみも置き方を変えました。
変えても、やっぱり起きません。
リリィーちゃんは、目、鼻、耳、すべて、
かなりその機能を失っています。
だから、寝ている間にこんな風なことをしても、
ちっとも気づかず、寝たままなのかなぁ?
病院の先生が言われたように、
老い方も、サイ母さんと同じようにはいかないのかも。。。
だから、介護の仕方も、当然変わってくるやろなぁ。
サイちゃんが使ったサークルやカートは、
いつかリリィーちゃんにも活用するつもりで、
思い切って購入したものです。
近い将来、使うことになると思うけれど、
サイちゃんの娘なんだから、
サイちゃんと同じように、
できる限りの世話をしてやろうと、
サイちゃんの、あのクニャクニャとした身体の感触を思い出しながら、
リリィーちゃんに、そう話しかけています。
気持ちよさそうに寝ているリリィーちゃん、
今月17日に、14歳になります。
(2007年2月28日撮影)
「おかっしゃん。あの子の不思議な行動、困ったものやけど、
ワタシに免じて、大目に見てやってワン。
部屋が狭くなるかもしれんけど、
あのサークル、なかなか居心地よかったし、
あの子もきっと喜んで寛ぐと思うワン。
もうちょっと、ほんまに弱ってきたら、入れてやってワン。
それから、あのカートも、ちょっと恥ずかしかったけど、
いつもの散歩道まで行けるのがよかったし、
是非あの子にも使ってやってワン。」
サイちゃん、わかったでぇ。
今すぐ、急に介護が必要にはならへんと思うけど、
ちゃんと看てやるつもりやから、
安心してやぁ。
でも、、、
あんたの姿を思い出して、
また泣いてしまうかもしれん。。。
by sai-n.1020 | 2011-02-10 23:56