日本の心 茶の心

ブルブルブル。。。
急に冬がやって来ました。

いや、これはちょっと大袈裟かもしれないけれど、
本当にきょうは寒いです。

今月の最初は、夏のような暑さだったのに、
これだけ急に冷えるとは!

本当に、気候がめちゃくちゃです。
体調くずさないように、
皆さん、気をつけてくださいね。


この間の日記は、サイちゃん中心でしたが、
きょうは全く離れて、、、



ちょうど1週間前に、
ちょっとした、文化的な体験をしてまいりました。


平安神宮で行われた、献茶式に参加したんです。


きっかけは、こうです。

高校生の頃からの親友の、大学時代の留学生のお友達が、
5月に日本に来られたらしいのですが、
その時同行された友人が、日本文化をすごく好まれていて、
特に、茶道に興味を持っておられたそうなんです。
それで、上賀茂神社で行われた献茶式に行かれたらしいのですが、
大変感動されたそうで、
私の親友に、「あなたも、こんな素晴らしい日本文化をもっと知るべき。
是非、機会があったら、お茶会に行ってみてください。」
と言われたらしいのです。

そこで、、、、
独身時代、少し茶道をかじった私に、
「一緒に行かへん?」っと声をかけてくれて、
もう一人の親友とともに、行くことにしたわけです。

で、色々調べた結果、近々行われるのが、この平安神宮での献茶式。
「近々」といっても、これを見つけたのが6月でした。
4ヶ月後のために、
「扇子、菓子刀、、、、どこに仕舞ったやろ・・・?」
って、必死で探して、、、、、あったぁ~~!
25年以上ぶりに、目にしたわけです(笑)

申し込んだ淡交会から届いた券と一緒に、記念撮影(?)

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そして、待ち合わせた友達とともに、いざ! 平安神宮へ~~!

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うわぁ、やっぱり和服の人が多そう。。。
実は、着物を着て行くことも考えたのですが、
(今日庵に電話して聞いたところ、ほとんどが和服だということで、、、)
でも、やっぱり「たいそう」やし、やめました~。
第一、一人で着れへんし。。。

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大極殿です。
前にあるのは、右近の橘、左近の桜。
桜の季節になると、緑とピンクの対照が素晴らしいんですよね。

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この内拝殿に、宮司さん達と、お家元、そのご一門が入って来られ、
献茶式が始まり、
それを、控えめながらも撮っていたのですが、
撮影。。。禁止だったんです。
(あとでわかったことで・・・汗)
前のお家元は、写真を撮られることを特に嫌がったりされなかったらしいですが、
今のお家元は、かなり嫌われるらしいです。
私が座っているところは、柱が邪魔をして見えなかったのが幸い。。。
失礼いたしました! ごめんなさい!


そんなわけで、撮った写真は、ここには載せません。


この式典、思ったよりも長く、
そして厳かで、物々しい感じがしたのですが、
今回の献茶式は、
「孝明天皇御鎮座70年大祭」に併せて、行われたそうなんです。
その時知りました(爆)

神楽「平安の舞」というのが奏されたのも、そういう理由らしいです。


普段は入れないこの場所で、
お家元のお点前を拝見し、
お茶席に入る前のこの時点で、友達と、
「来てよかったねぇ~~。」って話していました。

そして私にとって、ここで、
すごく嬉しいことがあったんです。

一番前の席は、どうやら先生級の方々や、
ちょっと偉い方が座っておられたようなのですが、
ここからお茶席へ移動しようとした時、
なぁ~んと、独身時代にお世話になった先生が座っておられるのを見つけたんです!

「先生!」って声をかけたら、
一瞬「?」って顔されました。
私、よっぽど、当時より老けていたんでしょうねぇ。
「◎△◆(旧姓)です。」って名乗ったら、
「あぁ~~。」って。。。
「先生、ちっともお変わりにならなくて、、、」と言っても、
「いやぁ、◎△◆さんも。」とは、おっしゃいませんでした(爆)

結婚する前にお茶のお稽古を辞めて、
それからどこかで1、2度会ったことがあるかもしれませんが、
確実に、20年以上ぶりでした。

でも、先生は、依然として「シャキッ」とされていて、
独特の雰囲気は健在でした。
恐らく80歳前後。。。
というのに、ちゃんと和服を着ておられるし、
やっぱり、長年身に付いている習慣というか、
茶道の心得というか、そういったものが、
ああいう佇まいをずっと継続させるんやなぁって、
そんなことを感じたことも、
このお茶会を通じて得た収穫でした。


さてさて、献茶式が終わって、お茶席へ参りますよ~~。


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上に載せた券に書いてあるように、
「拝服席」「本席」「副席」「点心席」の4席が設けてあり、
好きな順番で廻ることができます。
それぞれの席の意味は、まだちゃんと調べていません。


私達は、まず、「副席」へ行くことにしました。

お茶室に入る前に、「待合い」で待つわけですが、
そこには、お道具や掛け軸、お菓子など、
その内容が記されている紙(なんというのか、知りませんが)が、貼ってありました。

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こらこらっ。すぐに「お菓子」のところに目が行く私って。。。


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お茶室に入ると、間もなく、
こうしてお菓子が、何人かの分を鉢に入れられ、
運ばれてきます。

そして、、、

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なんと! 私の前に運んできてくださいました。

これが、上の写真に載っている「栗きんとん」ですよ。
全部いただいてはいけませんよ(笑)
前の人と、次の人に挨拶して、
自分の分だけ、お懐紙の上に乗せます。

こうやって、写真を撮っている人なんていません。
こっそり撮りました。
お茶が運ばれてきてからは、
手に取って、回して、、、、と、
必死で思い出しながらいただいたので、
撮る余裕はありませんでした。

結構なお点前でした。


次に向かったのは、「点心席」です。

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彩りが鮮やかですねぇ。


そして次は「拝服席」。

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この席は、点心席と同様、立礼席(りゅうれいせき)となっていて、
椅子に腰掛けて、いただきました。

この時点で、もうすでに、お腹は「たっぷんたっぷん」状態(笑)


最後に残った「本席」に行く前に、
そのお腹をちょっと落ち着かせようと、
しばらく神苑を歩くことにしました。

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泰平閣です。
御所から移築されたものらしいです。


ここで、ちょっと記念撮影~~。

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こうして3人で会ったのは、2年ぶりでした。
そういえば、高校を卒業する前に、
一緒に旅行したなぁ。。。
高校の修学旅行でも、同じ班でした。
あの頃の気持ちに、すっかり戻っていた私達。。。

ここから本席が行われている「尚美館(貴賓館)」へ行くのに、
実はちょっと迷ってしまいました(笑)

でも無事たどり着き、お茶室に入る前に、まず「待合い」へ。。。

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この席の待合いでは、こうしてお道具も展示されていました。
そしてまたまたお菓子の名前に目が行く私。。。

ほほぉ~~。今度は「老松」さんのお菓子をいただけるんやぁ~~。
と思っていたら、
この「紫光」というお菓子が、この待合へ運ばれ、
ここでいただいたのでした。


なかなかお茶室に入れなかったのですが、
それは、どうやら、お正客になるのを、皆さん渋っておられたそうで、、、

あ、、、ご存知の方も多いと思いますが、念のため、、、、

「正客」というのは、亭主に一番近いところに座る先頭の客のことで、
亭主に挨拶をしたり、
「問答」といって、お茶をいただいたあと、お茶杓など、お道具について色々尋ねたりして、
お点前のあとの、厳かでかつ、雅な雰囲気を、
うまく、気の利いた会話で盛り上げなければならない、重要な役割があるのです。

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やっとお茶室に入り、どんな方がお正客を・・・?と思って、見てみたら、
このように、わりとご年配でした。
お正客の重要な役割を、このご婦人が、
大変素晴らしく果たされました!
この日の天候のことから始まり、
まるで、簡単な台本があるかのように、
実に適切なお言葉で、亭主との会話を繰り広げておられました。
なんと、この方、名古屋から来られたそうで、、、、
「着物を着られたのは、一体何時やったんやろ?
まるで、花嫁さんのこしらえみたいやん。」
って思いました。


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これ、畳を撮ったのではないですよ。
しっかりカメラを構えるとよくないと思い、
お腹の前の辺りで、こっそりと撮ったものを、
すこしぼかしたものです。

亭主が入ってこられる前に撮りました。


この席でのお茶は、お濃茶だったんです。
薄茶なら、「都をどり」や「鴨川をどり」などのお茶席で、
数年前にいただいたけれど、
お濃茶は、お稽古を辞めて以来、初めていただきました。


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いただいたあと、掛け軸やお道具を拝見。
中には、私のように写真を撮っている方もおられました。



こうして、私達の「お茶会体験」は終わりました。

凛とした緊張感の中にも、
お茶を習っていた時の初釜や、炉開きのお茶会ほど、堅苦しくなく、
和やかな雰囲気に包まれ、
忘れかけていた、懐かしい時間を過ごせた気持ちになり、
やっぱり行ってよかったです。

2年後ぐらいに、違う場所で行われるお茶会にも出席して、
雑多な日常から離れ、
日本の文化を楽しむひとときを、共に過ごせたら、、、、
と、3人で約束しました。


お茶会を楽しんだだけでなく、
久しぶりに、お互いの悩みや、苦労など、いっぱ~い語り合い、
すごく有意義な時間を過ごすことができました。

ふたりとも、あの日はありがとね~~♪


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                    (2009年10月30日撮影)

「おかっしゃん。この間は、普段のおかっしゃんでは考えられへんような、
静か~な雰囲気のところへ行ってきたんかワン?
にぎやかな『ライブ』っていうのもええかもしれんけど、
たまにはそういうところへ行って落ち着くのも、ええことやと思うワン。」

サイちゃん、、、あんた、よぅわかったようなこと言うやん。
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by sai-n.1020 | 2010-10-26 22:22 | 風景 | Comments(12)

Commented by さっちーぬ at 2010-10-27 12:31 x
いやあああん、お茶会ですやん!
行かれてよかったですね!しみじみ度合いがわかりますよ。
お天気もよくて、こちらまでしみじみ、嬉しくなりました。
サイママさん、なんで和服をお召しにならないのですか!
っていう私も今は一人では着られません。ごめんなさい。
実は、このさっちーぬ、小・中学時代はピアノと平行して
お茶は表千家,お花は嵯峨御流を習っておりました。
甘いものが苦手な私の為に「味噌松風」を用意して下さった先生、
白い靴下をいつも準備してくれた母、和服を揃えるのを自分の楽しみにもしていた父方の祖母…色々な思いがあふれてきました。
で、お食事がいかがでしたか?お菓子はいかがでしたか?
厳粛かつ和やかな雰囲気のなか、撮影お疲れ様でした。
Commented by 星の母 at 2010-10-27 15:40 x
おお~~いいですねえ!こういったお席は心改まるものがありますね(*^_^*) 結婚前に3ヶ月ほどだけ習いましたが(をい)、その反省も踏まえてねーちゃんには在学中に習わせたいと思って茶道部と華道部を勧めましたところ、授業で茶道も華道もやる事になり、まあこれはこれでいいかな、と・・・・・。母が使い、私が貰っていた茶道の道具を今3代目のねーちゃんが使用しております。

瓢樹は、お察しの通り瓢亭から分かれたものです。呉服商だったか何かの家を今お店にしていて、立派な庭のある静かな空間です。瓢亭と同じく、半熟玉子がウリですねー。身内の法事で一度利用しましたが、なかなかお値段もご立派です。(爆)
Commented by こむわんこ at 2010-10-27 22:30 x
わ~いいですね、お茶会。
一昨年、石州流の茶の湯体験に行ったことがあります。
ほんの体験でしたが、厳かで心地よかったの思い出します。

サイママさん!ぜひ着物で!
うちのお教室、お茶してはって、それで習いに来た方も多いんですよ。
結構年配の方もいてはります。
お着物持っているんだから、もったいないです!
Commented by sai-n.1020 at 2010-10-30 20:36
>さっちーぬさん
遅くなってすみません!

そうなんですよぉ~。
ひっさびさのお茶会へ行ってまいりました~~。
この日は、良いお天気で、寒くも暑くもなく、
お茶会日和でした。
着物、ひとりで着れるなら着ていったかも、、、
でも、後片付けとか思うと、ちょっとねぇ。
えぇ~~!
小中学生の頃に!
すごいですねぇ。
そんな年頃では、あの甘いお菓子は、ちょっとひきますよね。
ケーキならいいけどね。
愛情あふれる皆さんの思いやりあっての、習い事だったんですねぇ。
それにひきかえ、私は、ドタバタでした。。。
お茶のお稽古でも、ドン臭いことばっかりで、
先生から、お叱りというよりも、笑われてばっかりで、、、
その先生に、華道(都未生流)も教えてもらってました。
亡き母には、お茶会の度に、着物を着せてもらってましたけどね。

へへへ、、、本当はああいう時撮ってはいけないのにねぇ。
Commented by sai-n.1020 at 2010-10-30 20:40
>星の母さん
遅くなってごめんなさい!

行ってよかったですよ~~。
おっ! ご結婚3ヶ月前に修得とは!
さっすが星の母さん(笑)
授業で? 何の授業?
家庭科でもないし・・・?
頑張ってもらってね~~。

やっぱり瓢亭でしたかぁ。
半熟玉子! これも美味しかったですよ。
いつかは、懐石なぞ、いただいてみたいものです。
でも、、、お値段が立派かぁ、、、
せいぜいこういう点心かなぁ?
Commented by sai-n.1020 at 2010-10-30 20:44
>こむわんこさん
遅くなってごめんね~。

いいでしょう~~。
こういう雰囲気、たまにはいいもんです。
石州流っていうのがあるんですかぁ。
体験っていうのも、うまく凝縮されてる感じで、
親しみやすく、経験できますよね。

うんうん。
着物、いっぱいあるので(笑)本当は着るべきだったんですが、、、
ひとりで着れない・後片付けが大変・茶道をよくわかってる人間だと誤解(?)されてしまう・・・
という理由で今回はやめておきました。
Commented by mikihana922 at 2010-10-31 16:50
こんにちは。
なんて荘厳なお茶会でしょう!
京都ならではですね。^^
華道は高校卒業時に看板をもらいましたが
お茶はさっぱりです。
お茶もやっておけばよかったかなぁと日記を拝見して
思いました。 

2年ぶりにお友達とも顔を合わせて
学生時代に戻った気分だったでしょう!
しょっちゅう会えなくても親友っていいですよね♪
ぬいぐるみに囲まれたサイちゃん、ネンネですね。^^
Commented by riku-9 at 2010-10-31 22:51
こんばんは~
京都といえば、お茶のイメージが強い私・・・
やっぱり、京都はいいところですね~
実は最近 抹茶にはまっていて、抹茶の付く名のもの
は買ってしまうんです。
京都は抹茶のものって結構あるのかな?
サイママさんも抹茶好きですか?
私も昔、お茶を習っていたんで また機会があったら
やってみたいなぁ~って気持ちになりました。
うふふっ(*゜v゜*)
お友達とも会えてよかったですね~

また、本館の方も見させてもらいます~
サイちゃん気持ちよさそうに寝て可愛いですね~
りくも、今は寝てます・・・夜だからね~。笑
Commented by sai-n.1020 at 2010-11-03 00:49
>mikihanaさん
そうなんです。すごく荘厳な感じでした。
もっと普段からお茶に接していれば、
さらに楽しめたはずですが、
なんせ、ん十年前に習ったきりで、、、
すごぉ~~い。mikihanaさん。
高校ご卒業時に看板ですかっ。
私は、お茶を習っていた先生に、
華道も習っていて、
両方お免状を持っていますが、
今それが役立っているかというと・・・?
mikihanaさん、是非お茶もはじめてくださ~い。

昔の友達に会うと、
制服を着ているような錯覚に陥ります。

こういうサイ子の姿、まだはっきりと覚えています。。。
Commented by sai-n.1020 at 2010-11-03 00:54
>のりち~♪ちゃん
そっかぁ。お茶イコール京都なのかなぁ?
抹茶仕様のものって、結構多いよね。
こっちには確かに多いよ~。
宇治へ行けば、そんなお店があるみたいやし、
市内の繁華街にも、夏には抹茶アイスで有名なお店で、
並ぶ人の列ができるところがあるよ。
私は、抹茶が特別好きってことはないけれど、
好きなお菓子はあるわ~~(笑)
おっ。のりち~♪ちゃん、
是非是非、お茶のお稽古復活してみて~。

仲良しの昔の友達にあえて、
この日はすごく嬉しかったよ~♪

向こうのほう、見に行ってくれてありがとう。
りくやん、きっと今頃熟睡やろなぁ。
Commented by RUN at 2010-11-07 15:49 x
あれれ?
記事は何処に行ったかいあなぁ?って思った私(^^ゞ

慌て者でござる(^_^;)

お茶の心は日本の心だねぇ
って私はお茶の心得がまったく無いのんですけど。。。
見せてもらってこれまたエエもんやなぁって思ったわぁ

チョット足が痺れそうやけど・・・
このような催しはだれでも参加できるのかしら?

行ってみたいようなぁ~
行きたくないようなぁ・・・(^_^;)

見てみたいのは見てみたいわぁ
そして言わずとも食べてみたいなぁ~~~(^_-)-☆
(おい!結局はそこかいなぁ!)
Commented by sai-n.1020 at 2010-11-08 23:08
>RUNちゃん
へいへい。
一番新しい記事は、ちょっと下にござるよ~。
といっても、古い記事やけど。

私も、その昔習っていたとはいえ、
かなり離れてるし、
全然覚えてへんよ。
誰にでも参加できるんやでぇ。

今回、言い出してくれた友達も習ってへんかったし、
私のこと、えらい頼ってくれてたんやけど、
全然頼りにならんかったわ。
それでも、難なくこなせるもんやで。
一回、行ってみておくれやすぅ。
他にも探したら、色んなところで献茶式やらはるみたいやし。

どんなお茶会にも、点心席があるのかは知らんでぇ。
なかったら、お菓子だけやしぃ。
。。。って、私も食べることばっかりやん。

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