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童心に帰って

まず、この間の日記に書き忘れたことがあるので、
それをお伝えしますね。

ばんばひろふみさんが、御所の南の方で、
わんこのショップをしておられるらしいです。

「愛犬倶楽部 わん」というお店です。
ドッグカフェもあり、
ばんばさんがおられる時には、
コーヒーを入れてくださるそうですよ。

京都のお方、あるいは観光で御所周辺に来られるお方、
覗いてみてはいかがでしょう?

私も、、、、サイ子連れて行きたかった、、、



さてさて、この間の日記の予告編(?)でお見せしました、
可愛い動物のいる、福知山動物園へ行って来たこと、
これから書いていきますね。


そもそも、ニュースで、
「ウリボウの背中に乗って散歩する日本猿のミワちゃんが、アライグマに引っ掻かれた。」
という話題を見たのがきっかけでした。


親からはぐれてしまって、溝にはまっていた、イノシシのウリボウと、
親を事故で亡くし、泣いていた子猿、、、
この2匹が両方保護され、この動物園にやってきたそうです。
ところが、日本猿は、赤ちゃんの間お母さんに抱っこされ育てられているため、
職員が帰られた夜間に寂しくて泣いていたミワちゃんを見かね、
ウリボウと一緒に寝かせたそうで。。。
すると、最初は嫌がっていたウリボウが、ちゃんと受け入れるようになり、
今では自分の背中にミワちゃんを乗せて散歩するようにまでなり、
それが、この動物園の名物となっています。

ところが。。。

先日、ミワちゃんが、アライグマに引っ掻かれ、
19針を縫う怪我をしたそうなんです。

来園者がアライグマ4匹に餌をやろうとした時、
1匹が餌をとろうとして、近くにいたミワちゃんの足を掴んだらしいです。
ミワちゃんが、餌を横取りするとでも、思ったんかなぁ・・・?

ミワちゃん、可哀想~~。

ということで、その様子を見て、お見舞かたがた(といっても、「手ぶら」ですが、、、)
ちょっと遠かったけれど、主人に連れて行ってもらったわけです。



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決して大きな動物園じゃないし、
このゲートも、すごくローカルな感じ。
それがまた、親しみやすいですね。


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これが入場券なのですが、、、
(大人210円! 安い!)

ちょっと面白いんですよ。

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ストーリーになっています。
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ね? 面白いでしょ?
この入場券と一緒に、「えさ」も買いました。(50円也)


入ってすぐに目に入ったのが、
シロテナガザルの、すごぉ~~く面白い動き!
そしてこの貼紙!
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えっ? そんないたずらするの?
って、思ってたら、、、

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こうしてじっとしてるかと思ったら、
いきなりお客さんに抱きついたり、
それはそれは、めっちゃ面白い!
素早い動きなので、それを撮るのは難しかったです。

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一緒に写真を撮りたかったのですが、
前のお客さんが、すごく楽しんでおられ、
なかなか順番が回って来ないので、、、、諦めました。


次に目の前に現れたのが、リクガメ。

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我が家にもカメはいるけど、
大きさはもちろん、比べ物にならない!


この動物園は、動物と触れ合ったり、餌をやったりすることができ、
単に見るだけでない楽しさがありそうですね。

ささ~、次はどの動物を楽しもうかと思っていたら、、、

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「ロップイヤー」という、垂れ耳のウサギさんですね。
この子達、私の持ってる餌を、すごく欲しがって、
こんな風に喜んで食べてくれました。
口の動かし方が、めっちゃ可愛かった~~~。


他に、餌をよく食べたのは、ヤギでした。

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すっごく勢い良く食いついてくるので、
素早くえさをやって、すぐ手を放しました。


ウリ坊はどこかなぁって思っていたら、
先に、アライグマを見つけました。

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そうなんです。この子、ランちゃんって言う名前なんです。

ミワちゃんを引っ掻いた子ではないと思うのですが、、、
(RUNちゃん、そう信じたいよねぇ。)


色んな動物がいるなぁって思いながら歩いていたら、
この子達に出くわしました。

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鼻の動きが面白かった~~。


ふと見上げると、ちょっと気になるゲートが、、、
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どこを通るのかと思っていたら、、、

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すばしっこい!
でも、こういうゲート、ナイスアイディア~ですよね。


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他にも、たくさんの動物がいて、
子供達は皆、大喜びで触ったり、怖々近づいたりして、
連休最後の日、楽しんでいるようでした。


で、、、肝心のウリボウとミワちゃんはどこ・・・?

って思っていたら、主人が、
「ウリボウやでぇ~。」って。

沢山の人だかりの中、
鼻を地面にくっ付けながら、すごくすばしっこく走っているウリボウ発見!

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背中にミワちゃんを乗せていないので、
心なしか、寂しそう?

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とにかく動きが素早く、なかなか写真を撮れません。

残っていた餌をやろうと、袋に手を入れて出そうとしたら、
突然ウリボウちゃん、私の膝に飛び込んで、、、、
きたけど、また離れて向こうの方へ~。
右上の写真は、その一瞬のことで、
ウリボウちゃん、しっかり私の洋服と鞄を汚してくれました(笑)

しばらくして、園の職員の方が、ウリボウをケージの中へ~。

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結局ミワちゃんには会えませんでした。
恐らく、事務所の中に保護されていると思います。

散歩再会は、当初16日の土曜日を予定されていましたが、
18日に、試しに檻からみわちゃんを出し、ウリボウと対面させて様子をみて、
抜糸と、再会の日にちを決められるそうです。


「みわちゃんが復活したら、また連れてってやぁ。」と主人に言うと、
「・・・・・・想像しとけ!」と言われました。


確かに、途中混んだところもあり、かなり時間がかかりましたからね。

でも、背中にミワちゃんを乗せて、颯爽と走るウリボウちゃん、
やっぱり見たいなぁ~~。



とりあえず、今は、この動画で、楽しんでくださいね。


みわちゃんが順調に回復して、
無事に散歩が再開しますように!
でも、久々の散歩ということで、お客さんが殺到して、
みわちゃんもウリボウも疲れへんかったらええんやけど。。。



しかし、久しぶりの動物園を、
童心に帰って、かなり楽しめました。


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                         (2006年10月18日撮影)

「おかっしゃん。同じ種類じゃない動物が、よくまぁ仲良くくっ付いて散歩してるワン。
ワタシなら、背中に何か乗っかってきたら、怒って振り落としてやるワン。」

サイちゃん、、、あんた、恐ろしいこと言うなぁ。
確かにあんたは、かなり怒りっぽい子やったもんなぁ。
そんなあんたでも、子供生んで育ててた時は、
ちゃんと「母親」してたんやでぇ。












ラドゥ ・ ルプーのピアノリサイタルへ行ってまいりました。

演奏曲目は、

  ヤナーチェク   闇の中で
  
  ベートーヴェン  ピアノソナタ 番  「熱情」

  シューベルト   ピアノソナタ 21番 遺作

が予定されていました。

このピアニストのこと、何も知らなかったのですが、
写真を見た感じは、結構インパクトあるんです。

よかったら、ここを見てくださいね。


ちょっとワイルドな風貌なので、
さぞ、力強い演奏が繰り広げられるのだと思っていたら、、、

まず、今まで聞いたことのない「闇の中で」ですが、
まさにタイトル通り、「闇の中で」という感じで、
「もやもや~~」「ふにゃふにゃ~~」っていう不思議な感覚を味わっているうちに、
終わっていました(笑)

そして、楽しみにしていた「熱情」。

知っている曲だと、「こういう演奏かなぁ?」と、想像してしまうものなのですが、、、、

その想像とは、全く違った演奏でした。

ど素人の私が言うのもなんですが、
「熱情」というよりも「温情」(って言葉があるかどうか?)という感じの、
実に、柔らかな、温かな演奏だったのです。
「激しい」というか、「緩やか」といった感じ。。。

「え?え?」と思っているうちに3楽章まですすみ、
演奏が終わった時には、
「へぇ、こういう解釈もあるのか、、、」っと驚きの感覚が残りました。

もう1曲のシューベルトのソナタは、
ほとんど知らない曲だったのですが(恥)
やはり、全体的に、あまり音が強くなく、
(一番後ろの席だったからか?)
でも、どこか内面からこみあげてくる優しさが感じられ、
それでいて、演奏の仕方は、淡々とされていて、
なんとも不思議な印象を覚えながら、
演奏が終わりました。


今回ひとりで聴きに行ったので、
他のお客さんが、どう感じておられるのか、すごく気になりました。

で、、、後で、色々検索してみたところ、
以前の演奏会を聴きに行かれた方のブログを見つけました。

「ロマンティックで繊細なベートーヴェン」って書いておられるのですが、
まさに、そのとおりでした!
また、ああいう演奏は、大きなホールではなく、
貴族の館か、ブルジョワジーの居間で行われる方が良い、、、
という、すっごく頷ける感想を書いておられました。


そして、驚いたことに、この演奏会を聴きに行かれた方が、
早速アップされているブログも見つけました!

私の感想は、まんざら、私の思い込みでもなかったようです。

あの「もやもや~~」とした感覚は、
ペダルをよく使われる傾向にある演奏をされるからだということがわかりました。

そして、「熱情」に関しては、
まさに、同じ感想を抱いておられました。

私にでもわかる「ミスタッチ」のことも指摘されていましたが、
独特な表現が、それよりも勝っていたような・・・?


また、調べているうちに、ラドゥ・ルプーを、「千人にひとりのリリシスト」と評してあるのが目に付きます。
「リリシスト」って・・・? って思いますよね。
「叙情詩人」という意味だそうです。

あの弱音の繊細さ、そして鍵盤を通して、まるで歌っているような錯覚に陥りそうな音色、、、
そういうものを、今回の演奏会で感じ取り、
「リリシスト」という言葉を、初めて知ったことと、
今まで聴いたことのない、初めてのベートーヴェンに接することができたことが、
いつもと少し違う、演奏会の感動となりました。



ところで、すごく驚いたことがあります。


当日、ラドゥ・ルプーが、体調不良で、
医者が楽屋に待機されていたらしいのです。
なので、リサイタルが開催されるかどうかが、
ギリギリまでわからなかったそうなんです。

へぇ~~~。びっくり!

そんな状態で、よくぞ弾いてくださった!


でも、、、もしも演奏不可能なほど体調が悪く、中止になった場合、
会場に着いてから、それを初めて知ることになるのだし、
私みたいに近所じゃなく、遠方から来られる方なら、
がっかりするどころじゃないでしょうね。

by sai-n.1020 | 2010-10-17 20:18

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