秋に想ふ
2010年 10月 07日
10月に入って1週間が経って、
今月初めての日記です。
めっきり秋らしくなってきましたねぇ。
朝晩、寒く感じることもあり、
急な季節の移り変わりに、ちょっと戸惑っています。
でも、まだ扇風機が出たままの我が家。。。
ファンヒーターを出すと同時に、片付けることになるかも~~。
さてさて、
皆さんの中に、「365カレンダー」に愛犬を載せておられる方、
きっとおられると思うのですが、
きょう! サイちゃんの出番ですよ~~~♪
(誕生日は2週間後ですが、その日はもう埋まってました。)
去年の9月6日、琵琶湖で撮った写真で登録してありました。
このカレンダーが手元にない方、
ブログパーツに使っておられるお友達のところへ、見に行ってくださ~い。
・・・って、もう今こんな遅い時間ですよね。
本日7日以降でも、
ブログ内にある、これから載せる画像の上にある三角をクリックすれば、
戻ったり、進んだりして、わんこの写真を見ることができます。
私は、しゅうやんさんのブログパーツを、ちょっと拝借~~。
(すもも母ちゃんのブログに載っている写真は、なぜか去年のカレンダー。
ってことは、来年もサイ子は載るんやろか?!)
・・・・・・・・。
この写真を選んでいた時、
まさかこれが最後になるなんて、思わへんかった・・・。
あ、またまたこんなこと言ってたらダメですね。
サイ子に叱られてしまいます。
でもきょうは、
「サイへの思慕」って感じの内容になってしまいそうです。
先月の初めと、今月に入って間もなく、
サイのことを普段以上に思い出し、しんみりしてしまったことがあったからです。
ひとつは。。。
実は先月、サイちゃんが私の前に現れたんです!
9月8日のことでした。
物干しから洗濯物を取り込んで、
ふっと前の方を見たら、、、、
パソコンの下のプリンターの前に、サイちゃんが!
痩せたサイちゃんが、こっちを見ていたんです!
でも、透明人間のようにちょっと透けていて、
「サイちゃん!」って叫んだら、、、、消えてしまいました。
私は急いでプリンターの前まで駆け寄り、
サイ子がいた辺りを「サイちゃん! サイちゃん!」と叫びながら擦り、
思わずまたまた涙が溢れてしまいました。
主人と次男に、それぞれこの話をすると、
二人は全く同じことを言いました。
「気のせいや!」
いやいや、そんなことはないっ!
あれは絶対サイちゃんでした。
私が1日のうち、何回も「サイちゃん!」って呼びかけるから、
「しゃーないおかっしゃんやワン。
ちょっとだけワタシの姿を見せてあげるワン。」
って、帰って来てくれたんやろか~?
(2006年10月9日撮影)
それともうひとつ。
これは姿を見たという話ではないのですが。。。
先週、リリィーちゃんを散歩に連れて行こうと、
玄関を出ようとしていたら、
ちょうど家の前を通っておられたおじさんが、
立ち止まってリリィーちゃんを見ておられるんです。
その時、なかなかリリィーちゃんは出て来なくて、
私が「ぐいっぐいっ」てリードを引っ張っていたんです。
そしたら、そのおじさん、微笑みながら、
「大分年とりましたなぁ。」って言われたんです。
私、一瞬、サイちゃんのことを言っておられるんやろか?って思いました。
何度か前を通っておられて、
ガレージにいるサイちゃんを見ておられたのでは?と。。。
あるいは、初めてリリィーちゃんを見て、
なんとなく動きが鈍いから、そういうことをおっしゃったのかと、
そういう風にも思ったんです。
そしたらね。そのおじさんが、
「私、5年間、そこのKさん(すぐ近くの「K整形外科」のこと)へ通っていて、
いつもここにいるのを見てたんですよ。」って言われたんです。
私の初めの予想が当たってたのです!
で、すかさず、
「あの、、、その子、今年の1月に亡くなったんです。
この子は娘で、飼い主さんが病院に入られたんで、出戻らせたんです。」
と、説明しました。
そしたらそのおじさん、すごぉ~く残念そうな顔をされて、
「そうだったんですかぁ。」って、深くため息をつきながらおっしゃいました。
なんでも、すごくわんこがお好きで、
特に日本犬!
以前、番犬用に、柴のmix犬を2匹飼っておられたとか。
「いつも、ここにいた子を眺めていたんですよ。」
って、嬉しくなることを言われました。
そのおじさんが去って行かれたあと、
リリィーちゃんを連れて歩きながら、
自然と涙が出てしまいました。
私の知らない間に、
サイちゃんは、家の前を歩いておられる人に、見てもろてたんや。。。
わんこ好きな人にとっては、可愛いサイちゃんが、
きっと癒しの存在やったのに違いない。
そういえば、近所の保育園の小さな子供たちがたくさん通る時も、
「ワンワンやぁ。」「そやねぇ。可愛いワンちゃんやねぇ。」
って感じの会話が、窓の外から聞こえたこともある。
写真を撮ってはるお姉ちゃんもいはったなぁ。
そんなことを考えると、
家族以外の人にも、見てもらって、声をかけてもらったりして、
「番犬」ではなく「癒し犬」として役目を果たしていたことがありがたく、
改めて、サイちゃんの存在を、違った角度から再認識せざるを得ませんでした。
昼間はまだ気温が高く、
ちょっぴりあの酷暑の名残りを感じますが、
夕暮れになり、あたりが暗くなってくると、
「去年の今頃は、ゆっくりながらもちゃんと歩いていて、
帰り道、家が近くなると、ちょっと足取りが軽くなってたなぁ。
でも、段々痩せていってたなぁ。。。」
と、物悲しい想いで、サイ子の姿を思い浮かべてしまう、きょうこの頃です。
(2006年10月14日)
「おかっしゃん。確か去年の今頃、何人かおかっしゃんの友達が来てくれはって、
ワタシを撫で撫でしてくれはったワン。
あの時、ワタシに会ってもらえて、ほんまによかったワン。
ワタシがいなくなってからも、おかっしゃんがワタシを通じての友達と仲良くしてくれてるのを見ると、嬉しいもんやワン。」
そやそや、あんたの言うとおりやわ。
去年の10月、11月、12月と、
次から次と、あんたに会いに来てくれはったなぁ。
あとから考えたら、、、
あんたが皆を呼んでたんやろか・・・?
この前の日記では、Hiromi Goのライブに行ったことを、熱く語りましたが、
先週の土曜日に、これを聴きに行って来ました。
いや、別に尾崎紀世彦サンのファンだったわけではないですよ。
姉が、「私、コンサートホールって行ったことないねん。
これ、聴いてみたいし、行かへん?」って誘ってくれたんです。
私と違って、めったにこういう場に出向かない姉なので、
良い機会だと思って、チケットを取り、行って来たわけです。
(かなり安いチケットだったので。。。笑)
京都フィルによる4曲の演奏のあと、
いよいよ尾崎さんの登場です。
てっきり、タキシードを着て現れると思いきや。。。
予想に反して、
なぁんと、和服。
といっても、あれ、なんて言うんやろ~?
普通に着物着て帯締めて、、、じゃないんです。
その上に、同系色の、羽織のようで羽織でない・・・ベンベン!(←これ、知ってる人少ないと思う。)
羽織の袖の無い、でも「デンチ」でもないような、
変わったお召し物を着ておられ、
その上に、またまた同系色のマントのようなものを巻きつけ、
ヒゲは伸ばしたまま、
ヘアスタイルも、以前とは微妙に違う、、、、
そんな出で立ちで、「♪ また会う日まで 会える時まで ♪」
って歌いながら出て来られたんですよ~~。
私、思わず、「まるで仙人!」って思いました。
ちょっと想像つかないでしょう?
でも見てほしくて、こんなサイトを見つけたので、見てくださ~い。
ね? ね? びっくりでしょう?
昔の雰囲気と、全然違うでしょう?
昔のように、思い切り声をはりあげるような歌い方ではなく、
実にソフトに、優しく暖かな歌声でした。
京都フィルによる演奏も、すごくよかったです。
フィギュアスケートでお馴染みの曲が、3つも演奏されたのには驚きでした。
今年後半に差し掛かってから、
ライブに行くことがこんなに続くとは思わなかったけれど、
尾崎紀世彦の歌を聴きに行くなんてことも、全くの予想外でした。
今月初めての日記です。
めっきり秋らしくなってきましたねぇ。
朝晩、寒く感じることもあり、
急な季節の移り変わりに、ちょっと戸惑っています。
でも、まだ扇風機が出たままの我が家。。。
ファンヒーターを出すと同時に、片付けることになるかも~~。
さてさて、
皆さんの中に、「365カレンダー」に愛犬を載せておられる方、
きっとおられると思うのですが、
きょう! サイちゃんの出番ですよ~~~♪
(誕生日は2週間後ですが、その日はもう埋まってました。)
去年の9月6日、琵琶湖で撮った写真で登録してありました。
このカレンダーが手元にない方、
ブログパーツに使っておられるお友達のところへ、見に行ってくださ~い。
・・・って、もう今こんな遅い時間ですよね。
本日7日以降でも、
ブログ内にある、これから載せる画像の上にある三角をクリックすれば、
戻ったり、進んだりして、わんこの写真を見ることができます。
私は、しゅうやんさんのブログパーツを、ちょっと拝借~~。
(すもも母ちゃんのブログに載っている写真は、なぜか去年のカレンダー。
ってことは、来年もサイ子は載るんやろか?!)
・・・・・・・・。
この写真を選んでいた時、
まさかこれが最後になるなんて、思わへんかった・・・。
あ、またまたこんなこと言ってたらダメですね。
サイ子に叱られてしまいます。
でもきょうは、
「サイへの思慕」って感じの内容になってしまいそうです。
先月の初めと、今月に入って間もなく、
サイのことを普段以上に思い出し、しんみりしてしまったことがあったからです。
ひとつは。。。
実は先月、サイちゃんが私の前に現れたんです!
9月8日のことでした。
物干しから洗濯物を取り込んで、
ふっと前の方を見たら、、、、
パソコンの下のプリンターの前に、サイちゃんが!
痩せたサイちゃんが、こっちを見ていたんです!
でも、透明人間のようにちょっと透けていて、
「サイちゃん!」って叫んだら、、、、消えてしまいました。
私は急いでプリンターの前まで駆け寄り、
サイ子がいた辺りを「サイちゃん! サイちゃん!」と叫びながら擦り、
思わずまたまた涙が溢れてしまいました。
主人と次男に、それぞれこの話をすると、
二人は全く同じことを言いました。
「気のせいや!」
いやいや、そんなことはないっ!
あれは絶対サイちゃんでした。
私が1日のうち、何回も「サイちゃん!」って呼びかけるから、
「しゃーないおかっしゃんやワン。
ちょっとだけワタシの姿を見せてあげるワン。」
って、帰って来てくれたんやろか~?
(2006年10月9日撮影)
それともうひとつ。
これは姿を見たという話ではないのですが。。。
先週、リリィーちゃんを散歩に連れて行こうと、
玄関を出ようとしていたら、
ちょうど家の前を通っておられたおじさんが、
立ち止まってリリィーちゃんを見ておられるんです。
その時、なかなかリリィーちゃんは出て来なくて、
私が「ぐいっぐいっ」てリードを引っ張っていたんです。
そしたら、そのおじさん、微笑みながら、
「大分年とりましたなぁ。」って言われたんです。
私、一瞬、サイちゃんのことを言っておられるんやろか?って思いました。
何度か前を通っておられて、
ガレージにいるサイちゃんを見ておられたのでは?と。。。
あるいは、初めてリリィーちゃんを見て、
なんとなく動きが鈍いから、そういうことをおっしゃったのかと、
そういう風にも思ったんです。
そしたらね。そのおじさんが、
「私、5年間、そこのKさん(すぐ近くの「K整形外科」のこと)へ通っていて、
いつもここにいるのを見てたんですよ。」って言われたんです。
私の初めの予想が当たってたのです!
で、すかさず、
「あの、、、その子、今年の1月に亡くなったんです。
この子は娘で、飼い主さんが病院に入られたんで、出戻らせたんです。」
と、説明しました。
そしたらそのおじさん、すごぉ~く残念そうな顔をされて、
「そうだったんですかぁ。」って、深くため息をつきながらおっしゃいました。
なんでも、すごくわんこがお好きで、
特に日本犬!
以前、番犬用に、柴のmix犬を2匹飼っておられたとか。
「いつも、ここにいた子を眺めていたんですよ。」
って、嬉しくなることを言われました。
そのおじさんが去って行かれたあと、
リリィーちゃんを連れて歩きながら、
自然と涙が出てしまいました。
私の知らない間に、
サイちゃんは、家の前を歩いておられる人に、見てもろてたんや。。。
わんこ好きな人にとっては、可愛いサイちゃんが、
きっと癒しの存在やったのに違いない。
そういえば、近所の保育園の小さな子供たちがたくさん通る時も、
「ワンワンやぁ。」「そやねぇ。可愛いワンちゃんやねぇ。」
って感じの会話が、窓の外から聞こえたこともある。
写真を撮ってはるお姉ちゃんもいはったなぁ。
そんなことを考えると、
家族以外の人にも、見てもらって、声をかけてもらったりして、
「番犬」ではなく「癒し犬」として役目を果たしていたことがありがたく、
改めて、サイちゃんの存在を、違った角度から再認識せざるを得ませんでした。
昼間はまだ気温が高く、
ちょっぴりあの酷暑の名残りを感じますが、
夕暮れになり、あたりが暗くなってくると、
「去年の今頃は、ゆっくりながらもちゃんと歩いていて、
帰り道、家が近くなると、ちょっと足取りが軽くなってたなぁ。
でも、段々痩せていってたなぁ。。。」
と、物悲しい想いで、サイ子の姿を思い浮かべてしまう、きょうこの頃です。
(2006年10月14日)
「おかっしゃん。確か去年の今頃、何人かおかっしゃんの友達が来てくれはって、
ワタシを撫で撫でしてくれはったワン。
あの時、ワタシに会ってもらえて、ほんまによかったワン。
ワタシがいなくなってからも、おかっしゃんがワタシを通じての友達と仲良くしてくれてるのを見ると、嬉しいもんやワン。」
そやそや、あんたの言うとおりやわ。
去年の10月、11月、12月と、
次から次と、あんたに会いに来てくれはったなぁ。
あとから考えたら、、、
あんたが皆を呼んでたんやろか・・・?
この前の日記では、Hiromi Goのライブに行ったことを、熱く語りましたが、
先週の土曜日に、これを聴きに行って来ました。
いや、別に尾崎紀世彦サンのファンだったわけではないですよ。
姉が、「私、コンサートホールって行ったことないねん。
これ、聴いてみたいし、行かへん?」って誘ってくれたんです。
私と違って、めったにこういう場に出向かない姉なので、
良い機会だと思って、チケットを取り、行って来たわけです。
(かなり安いチケットだったので。。。笑)
京都フィルによる4曲の演奏のあと、
いよいよ尾崎さんの登場です。
てっきり、タキシードを着て現れると思いきや。。。
予想に反して、
なぁんと、和服。
といっても、あれ、なんて言うんやろ~?
普通に着物着て帯締めて、、、じゃないんです。
その上に、同系色の、羽織のようで羽織でない・・・ベンベン!(←これ、知ってる人少ないと思う。)
羽織の袖の無い、でも「デンチ」でもないような、
変わったお召し物を着ておられ、
その上に、またまた同系色のマントのようなものを巻きつけ、
ヒゲは伸ばしたまま、
ヘアスタイルも、以前とは微妙に違う、、、、
そんな出で立ちで、「♪ また会う日まで 会える時まで ♪」
って歌いながら出て来られたんですよ~~。
私、思わず、「まるで仙人!」って思いました。
ちょっと想像つかないでしょう?
でも見てほしくて、こんなサイトを見つけたので、見てくださ~い。
ね? ね? びっくりでしょう?
昔の雰囲気と、全然違うでしょう?
昔のように、思い切り声をはりあげるような歌い方ではなく、
実にソフトに、優しく暖かな歌声でした。
京都フィルによる演奏も、すごくよかったです。
フィギュアスケートでお馴染みの曲が、3つも演奏されたのには驚きでした。
今年後半に差し掛かってから、
ライブに行くことがこんなに続くとは思わなかったけれど、
尾崎紀世彦の歌を聴きに行くなんてことも、全くの予想外でした。
by sai-n.1020 | 2010-10-07 23:34 | サイ